【移住体験談】「自然の良さ×人の良さ」山村留学を経て只見町に残った理由

―はじめに、只見町を知ったきっかけを教えてください。

父のツーリングがきっかけで、子供のころから家族で奥会津ただみの森キャンプ場に年に2.3回訪れていたので只見町という存在は知っていました。

 その後、高校受験の時期に、新宿で只見高校の説明会があると知って参加し、話を聞くうちに寮生活に魅力を感じて受験を決めました。家族もみんな自然が好きなので賛成してくれましたね。


―只見に残るきっかけはなんだったんですか？

高校卒業後の進路を決めるときに、最初はスポーツトレーナーになろうと思ったんです。いろいろな仕事を調べていく中で、スポーツに関わる仕事に就こうと思って、親が医療関係者だったので本とかを借りて勉強もしていました。

そんな時に、学校帰りに農道をのんびり自転車で走っていたら、ふと見た景色が、いつもの日常の風景なんですけど心に残って、やっぱり只見に残ろうかなって思ったんです。
オープンキャンパスにも参加していたんですけど、進路をギリギリのタイミングで変えて只見に残ることに決めました。

―卒業後の現在の暮らしもお伺いしていいですか？

卒業後、自然に関わる仕事をしたいなと思って、㈱只見町観光公社に就職し、春～秋は奥会津ただみの森キャンプ場、冬は只見スキー場で働いています。

キャンプ場では、接客がメインですが一番多いのは草刈り。それも、寮生のころに副寮長の方がキャンプ場で働くなら草刈りが必要だねって寮の周りの草刈りを練習させてくれたので、一歩目は出てる感じで働き出せたのがありがたかったです。

スキー場ではリフト小屋にいたり、今年度からはパトロールの資格を取ることになっていて、危険な場所が無いか、動けなくなっている人はいないかなどのパトロール業務にも携わる予定です。
季節によって仕事が変わるのでメリハリがあって楽しいです。


―只見町で暮らしてよかったことはありますか？

やっぱり人かな。みなさん面倒見てくれて、とても良くしてくれて、本当にお世話になっています。隣の家の人に野菜をもらったり、そういうのも田舎暮らしの良さというか、嬉しいですよね。

自然環境が良いところってほかの地域にもあると思うんですけど、人の良さと自然の良さがかけ合わさって、只見町はとても良い場所だなと感じています。

移住体験談全文は只見町HPからご覧いただけます
https://www.town.tadami.lg.jp/abouttown/monogatari20221101.html