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自然美豊かな面積4.04平方キロメートルの東京の小さな島|利島村

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投稿日:2023/10/20 更新日:2023/12/22
  • 時の流れにさらされない、利島村の、のどかな暮らし

    ■地域情報 (2023年時点)
    【人口】317人
    【世帯数】187世帯
    【面積】4.04km²
    【人口密度】約 78人/km²
    
    全国自治体の中で人口は3番目に少なく、面積は4番目に小さい村です。
    「島=高齢化」というイメージがあるかもしれませんが、利島は移住者が多く、総人口の半数以上が移住者で、20代~40代では80%以上を占めています。
    
    
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    ▶アクセス
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    利島村は東京から南に約140km、黒潮の流れる太平洋上に位置する人口は約300人の小さな島です。
    
    東京竹芝桟橋から
    ・高速船: 2時間45分
    ・大型客船:9時間
    
    静岡県下田港から
    ・カーフェリー:1時間35分
    
    大島から
    ・高速船:30分
    ・大型客船:1時間20分
    ・ヘリコプター:10分
    
    
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    ▶気候
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    平均気温が17.4℃(2022年)で気温の年較差は少なく温暖多湿な気候です。冬には強い季節風が吹き荒れ、入り江がないため、岸壁に高い波がしぶきを打ち上げます。そのため、船の就航率は60%まで下がります。
    
    
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    ▶風土
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    利島の象徴である宮塚山はきれいな円錐形で、断崖絶壁に囲まれた地形で平地がほとんどなく、集落は島の北側にまとまっています。
    島全体の80%が椿の木で覆われ、その本数は約20万本ともいわれています。
    
    
    
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    ▶歴史・文化
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    約6000年前に人々が利島に渡来し、神津島の黒曜石採取の中継地として利用してきたと考えられています。
    4000年前には住居が建てられ、縄文時代や弥生時代の関東西部から中部地方のものと似た形式の土器が出土していることから、これらの地方も人々が伊豆半島を経由して利島へ渡来したことが推測されています。
    
    小さな島ですが7つの神社と1つのお寺があり信仰が深く、正月三が日は「山廻りの日」といわれ、3つの神社を順に参拝する風習が現在も残っています。
    
    
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    ▶地域コミュニティ
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    北側の緩やかな斜面に唯一の集落があり、全世帯がこの集落に住み、港や村役場、農協、商店、民宿、食堂などが集まっています。
    盆踊り大会や運動会など、子どもから大人まで楽しめる行事が多く開催されます。村のイベントでは村民が中心となり準備や運営を行うため、村民同士の交流が盛んで昔ながらの温かな人々の繋がりとのどかな生活が今も続いています。	
    
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    ▶観光&アクティビティ
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    日本を代表する椿油の産地として、およそ江戸時代から椿の島として知られている利島の各所には山の斜面につくられた椿の段々畑が見られます。
    冬の開花期には島全体が真っ赤に染まり、花が散る2月下旬〜3月頃の畑は島の人々に“椿のじゅうたん”と呼ばれています。
    
    釣り客が訪れることも多く、漁業も利島の産業のひとつで伊勢海老やサザエが特産品です。
    船上から見学するイルカウォッチングや一緒に泳ぐこともできるドルフィンスイムも評判です。
    
    また、利島の象徴である宮塚山は標高508mで30分程度で登頂できます。気軽に登山が出来るので挑戦してみてください。

  • 移住に関する情報

    【買い物】
    
    集落にはスーパーやコンビニはありません。集落内に農協や商店が数店あり、食料品、日用雑貨品などを購入することができます。また、生活用品をインターネット通販を活用して購入している方も増えています。
    
    
    
    【住居】
    
    民間の不動産屋がないため、「村営住宅」に入居する事が基本となり、島外からの移住を希望する場合は、島内に就職が決まっている事が条件となります。
    島内には引っ越し業者もいないので、単身者や荷物が少ない場合にはヤマト運輸を利用します。
    
    
    
    【医療】
    
    島内には病院がなく、診療所が一軒のみ。村役場と連携して休日や時間外診療に対応しています。
    
    
    
    【教育】
    
    保育園・小中学校があります。給食費や教材費、学童クラブを無料で利用でき、小児医療費助成や児童手当などの支援制度も充実しているので、安心して子育てできる環境です。
    島内に高校はなく、進学者は中学校卒業とともに島外へ旅立ちます。高校生活を円滑に送れるよう、他自治体との交流事業も行っています。
    
    
    
    【求人情報】
    
    島での暮らしとなると、仕事がなければ移住は難しい・・・と考える方も多いと思います。
    小さな島での仕事はどれも公共性が高く、ライフラインを守る大事なお仕事ばかりです。
    募集しているお仕事については利島村HPをご覧ください。
    
    ▶求人情報
    https://www.toshimamura.org/about/job.html
    
    
    
    【いきなりの移住が不安な方へ】
    
    まずは観光でご来島いただき、利島の雰囲気や生活を感じてみてください。
    短期滞在プログラムとして、ふるさとワーキングホリデーを実施しています。
    利島を代表する椿産業に関わっていただきながら、利島の生活をお試しで体験できます。
    
    
    ▶移住ガイド
    https://www.toshimamura.org/about/emigration.html

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