【移住体験談】宇和島、家族、夢のゲストハウス〜世界を旅して見つけた場所
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夫との出会いをきっかけに、宇和島市で新しい夢を築く
ご主人の孫ターンをきっかけに、宇和島での新生活をスタートした西田沙織さん。 世界を旅して培った経験を背景に、宇和島市の深い魅力や子育て環境に触れています。 長年の夢であったゲストハウスの運営を実現させながら、街の活性化や地域コミュニティとも関わる沙織さんのライフスタイルを中心にをご紹介。 宇和島市への子育て移住の参考になれば幸いです! -----【旅人からゲストハウスオーナーへ。 夫との出会いをきっかけに、宇和島市で新しい夢を築く】----- 大学卒業後、大手旅行会社に勤めながら東京で暮らしていた沙織さん。 ワーキングホリデービザを活用して訪れたオーストラリアで、夫の怜央さんと出会いました。 その後、2019年夏に2人で日本一周のヒッチハイク旅を開始。途中、怜央さんの祖父が暮らす宇和島市に立ち寄って、みかん農園で摘果や収穫のアルバイトの経験をし、この訪問が「孫ターン」をするきっかけに。 怜央さんが祖父のために移住を考える中、沙織さんもこの地への想いを深めていきました。 「いろんな場所を旅して、好きな場所ももちろんありました。宇和島への移住は夫との結婚がきっかけですが、このまちをもっと盛り上げたいという想いがだんだんと芽生えてきたんです!」 沙織さんが一人旅で訪れた様々なゲストハウスは、彼女に新しい世界を見せてくれました。ホテルや旅館とは異なる、宿泊者同士の温かい交流や、共有リビングでの心地よい時の流れ……。その体験は、彼女の中で小さな種を蒔き、やがて、沙織さん自身が体験した心地よさを自身の手で作り出したいという思いへと育っていきました。
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ゲストハウスへの情熱:宇和島市で夢をカタチに
Q:実際に移住をして宇和島での暮らしはいかがですか? 沙織さん:「地元愛の強い人が多く、時には閉鎖的に感じることもありました。コロナ禍だったこともあり、ゲストハウスに偏見を持つ人もいたかもしれません。でも、私たちの取組みを伝えることで、だんだんと受け入れていただけるようになりました。一度輪に入れてもらえれば、とにかくみなさん温かい人ばかりです」 Q:ゲストハウスを始めるきっかけは? 沙織さん:「宇和島市には、既にお遍路文化はあったものの、ゲストハウスがありませんでした。自分が体験したゲストハウスの楽しさや特別な空間を、地元の人々や訪れる旅行者と共有したいという強い思いから設立を決意しました。」 怜央さん:「商店街がシャッター街になっていくのを見て、祖父がよくぼやいていたんです。よし、(それなら自分が、)活気のある姿をもう一度見せてやろう!と思いました。」 ▼Dear Uうわじまゲストハウス&カフェ 公式サイト 西田さん夫婦が運営するゲストハウス。地域との交流を深めながら、心地よい滞在を提供しています。 https://dear-u-uwajima-ghc.studio.site/ Q:宇和島での子育て環境はいかがですか? 沙織さん:「買い物に行けばスーパーのおばちゃんが娘を気遣ってくれるし、一人で行くと“今日はおチビちゃんは?”と声をかけてくれます。人とのふれあいが多いのは、子どもにとって良い環境だなと思います。妊娠や出産、子育てに関する行政のサポートも充実しています。また、宇和島には郷土料理がたくさんあるので、ふるさとの味がこの子にできたのも良かったです」 -----地域を愛し、地域に愛される。沙織さんの想いが、宇和島市と世界中の人をつなぐ。----- 沙織さん「宇和島に“ココロまじわうトコロ”というキャッチコピーがあって。“まじわう”って逆から読むとうわじまになるんです。私たちのコンセプトもコレだと思いました!」 これまでの旅で出会った人たちが、宇和島市を訪れるなど、ゲストハウス&カフェ『DearU』は、宇和島市と旅人をつなぐ重要な拠点になりつつあるようです。宇和島市に根を張り、地域を愛し、地域に愛され、そして世界中の人と宇和島市をつなぐ沙織さん。 人との出会いや関わりを何より大切にする沙織さんだからこそ、子育てや仕事を通して、これからどんな輪が広がっていくのか…楽しみです。
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