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田舎は車がなくても生活できる?車を持つことのメリット・車を持たないメリットとは?

投稿日:2022/3/15 更新日:2022/3/15
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    田舎暮らしというと、「車社会」「車は必需品」「ないと生活が不便で大変」というイメージが強いのではないでしょうか。ただ、必ずしも車が必要かというと、それは移住したい地域の利便性や個人のライフスタイルによっても異なってくるようです。
    
    今回は、地方で車を持つことのメリット・車を持たないメリットの両方について紹介していきますので、自分がどんな地域に移住したいのか、どんなライフスタイルで暮らしたいのかイメージしつつ、移住先で車を持つか検討してみてください。
    
    ■田舎は車がなくても生活ができるか
    では、実際に田舎暮らしで自動車がなくても、生活は成り立つものなのでしょうか。具体的に考えていきましょう。
    
    ・車がなくても生活はできる
    実は田舎でも、公共交通機関や自転車・バイクなどの移動手段を利用することで、生活できる地域が多いようです。
    例えば、駅やバス停、通う会社・学校、スーパー、役所など、一般的な生活で必要な公共施設や公共交通機関から徒歩圏内・自転車圏内に住まいがあれば、車がなくても生活することができます。しかし、公共交通機関が近くにあったとしても、1時間に1本と運行本数が少ない場合もあるので、公共交通機関の利便性を事前に確認しておいた方が良いでしょう。
    もし、どうしても車が必要な場合は、レンタカーを使う方法もあります。また、車を持っている友達に無理のない範囲で送迎してもらうという手もあるでしょう。
    
    ・車を持たないメリット
    車を持たないことのメリットとしては、下記の点があげられます。
    
    ①車の購入代金やガソリン代・税金・車検代などの維持費がかからない
    車を持つとなると、走行距離にもよるものの、維持費など考えれば、トータルでそれなりの価格になります。特に、仕事をしていて職場まで車通勤する必要がある場合は、毎日のことであるため維持費もかさんでしまいがちです。しかし電車などの公共交通機関で移動することが出来れば、交通費は比較的安く抑えられます。
    
    ②交通事故のリスクを抑えられる
    車を運転する場合、誰でも交通事故の加害者になってしまうリスクがあります。技術の進歩によって、年々交通事故発生数は減少しているものの、2021年には30万件を超える交通事故が発生しており、負傷者は36万件以上、死者数は2600人にものぼります。車を運転しないことで、こうした加害者になるリスクを回避することができます。
    
    ③車を管理・メンテナンスする手間も省くことができる
    車のメンテナンスには手間がかかります。タイヤの溝・空気圧のチェックや、洗車、ウィンドウォッシャー液の補充など、数ヶ月に1回の高頻度でメンテナンスしなければなりません。また、エンジンオイルやブレーキオイルなど、専門業者に依頼しておこなうメンテナンスもあり、その場合は依頼の手間はもちろん、相当な費用がかかる場合があります。車を持たないことで、これらの管理・メンテナンスの手間をなくすことができるでしょう。
    
    ④ある程度の距離は歩く習慣もついて、健康的な生活が送れる
    車を持っていると便利ですから、近くでも車を利用する癖もついてしまうかもしれません。一方で車を持っていないと、ある程度の距離は歩くことが当たり前になり、結果的に健康的な生活が送れるというメリットもあります。
    
    ■田舎で車を持つことの利便性
    しかしながら、田舎の移住は車を持つことを検討する良い機会になる可能性があります。また、ライフスタイルによっては車があった方が便利なケースもあります。では、車があるとどんな風に便利なのでしょうか。みていきましょう。
    
    ・田舎への移住は車を持つことを検討する良い機会
    地方は都会に比べて道路が広いことが多く、見通しの良い地域が多いです。さらに、車の交通量や歩行者が少ないことが多いため、交通事故を起こす・巻き込まれるリスクが低いと予測できます。したがって比較的運転もしやすく、初めて車を持って運転を始める環境としても適しているといえます。
    車にかかるコストも、工夫次第で一部下げることが出来ます。移住をきっかけにこれから車を購入する場合、車選びの際に新車ではなく中古車を選んだり、普通車ではお金がかかるということであれば、燃費のいい軽自動車を選ぶことで購入費やガソリン代を下げられるでしょう。また、地方では、お店や駅などの駐車場で駐車料金がかからない地域が多く、そういった点でもコストダウンが図れる可能性があります。
    また、移住する地域によっては、車を持つことが必須になることもあります。
    
    ・車を持つことのメリット
    車を持つことのメリットとしては、下記の点があげられます。
    
    ①行きたい場所へいつでも行けるようになる
    山中でのキャンプや海でのマリンスポーツなど、車を使用しないとなかなか行きづらい場所での趣味もしやすくなります。公共交通機関の利便性にも左右されないため、自分たちのペースで動くことが可能です。
    
    ②買い物で重い荷物を運ぶのが楽
    買い物の時も、車があれば重い荷物を抱えて家まで帰る必要もありません。もし車を持たず、荷物が重すぎてタクシーを利用するとなれば、それなりの金額を負担しなければなりません。
    
    ③子どもの習い事や塾の送迎ができる
    子どもがいる家庭だと、子供の送り迎えのために車があった方が便利でしょう。習いごとや塾などの送迎には車は必須ですよね。
    
    ■自身のライフスタイルと相談しよう
    移住先の地域の利便性と自身のライフスタイルによって車の必要性が変わってきます。利便性の高い地域であれば、車は必ずしも必要ではありませんが、そういった地域に移住した場合でも、自身のライフスタイルと照らし合わせた際に、車があった方が便利なことはあるかもしれません。
    行動範囲も広がりますので、移住をきっかけに、一念発起して免許を取ってみるのもいいかもしれませんね。

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