移住支援制度の具体例|上手に活用して理想の移住生活を!
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移住を検討するとき、「住宅購入や引っ越しにかかるコストを抑えて移住したい」「移住後に後悔したくない」と考える人は多いでしょう。 そんな希望を持つ人が活用したいのが、国や自治体が移住促進のために行う移住支援制度です。 移住支援制度を活用すれば、よりお得に移住できたり、移住後のミスマッチを防ぐことができるかもしれません。 この記事では、自治体が実施している移住支援制度の具体的な事例をご紹介します。 ■移住を検討するなら、移住支援制度を要チェック 移住を検討している場合は、国や自治体が行っている移住支援制度を事前にチェックしましょう。 ◯移住支援制度とは 国と自治体が展開する、都市部からの移住を支援する制度を指します。移住者への経済的な支援を中心に、様々な制度が行われています。 自治体では独自の制度を設けている場合が多く、住宅購入・改修にかかる費用の補助や家賃補助制度、就業・起業支援制度、子育て支援制度のほか、セミナーや移住体験ツアーなどの移住後の暮らしをイメージしやすくしてくれるような支援制度が充実しています。 ◯支援制度を使えば移住の負担を下げられる 地方移住をしたくても、費用や生活の変化を負担に思う人もいるかもしれません。 しかし支援制度をうまく活用できれば、まとまった支援金を得られたり、移住先での仕事が探しやすくなるなど、移住に対する負担を軽くできる可能性があります。 ただし支援金については、制度によって受け取るタイミングが異なるため、あらかじめある程度の現金を用意しておくとよいでしょう。 自治体により、制度の種類や支援内容は様々なので、一度気になる地域が提供する支援制度を確認してみましょう。 ■自治体ごとの移住支援制度の具体例 ここからは、自治体ごとの移住支援制度をご紹介します。各自治体の特色ある制度をみていきましょう。 ◯山梨県 ・上野原市 上野原市ではNPO法人さいはらによる、農業や手仕事を学ぶ体験プログラム「しごと塾さいはら」を実施しています。都市と農村といった地域や年代を超えた交流、秋そばの栽培体験をはじめとした農業体験などができます。「まちからむらへ通い続けるきっかけ・しかけ作り」となる活動を通じて、市の魅力を肌で感じられます。 ▼ピタマチ 上野原市ページはこちら https://pitamachi.com/municipality/detail/157 ▼しごと塾さいはらについて詳しくはこちら https://shigotojyuku-saihara.jimdofree.com/ ▼上野原市移住サイトはこちら https://www.city.uenohara.yamanashi.jp/iju/about.html ・南都留郡富士河口湖町 富士河口湖町は、「住宅の新築(購入)支援制度・住宅団地造成助成制度」を設けています。町への定住や二地域居住の促進を目的とした制度です。対象要件を満たす新規転入者や、住宅団地を造成する事業者を対象としています。申請時に条件を満たしていれば、30万円を目安として定住や新築などに対する奨励金が支給されます。 ▼ピタマチ 南都留郡富士河口湖町ページはこちら https://pitamachi.com/municipality/detail/126 ▼富士河口湖町について詳しくはこちら https://www.town.fujikawaguchiko.lg.jp/ ◯静岡県 ・吉田町 吉田町では、「若年世帯新築住宅取得補助金」を設けています。子育て世代の住宅取得を応援する目的で実施しています。町内に住宅を新築、あるいは新築住宅を購入する際に条件を満たしていれば、30万円の補助金が交付されます。地方で子育てをしたい家庭にとって、移住の後押しとなる制度です。 ▼ピタマチ 吉田町ページはこちら https://pitamachi.com/municipality/detail/134 ▼若年世帯新築住宅取得補助金についてはこちら http://www.town.yoshida.shizuoka.jp/3866.htm ▼吉田町移住サイト「welcome Yoshida」サイトはこちら https://www.yoshida-iju.jp/
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◯長野県 ・伊那市 伊那市では企業などの担い手不足や移住促進を図るため、「UIJターン就業・創業支援事業補助金」を設けています。東京都や神奈川県などの都市部から伊那市に移住し、移住および、就業または創業に関する条件を満たしている場合、長野県と伊那市からあわせて最大100万円を受給できます。 ▼ピタマチ 伊那市ページはこちら https://pitamachi.com/municipality/detail/68 ▼UIJターン就業・創業支援事業補助金についてはこちら https://www.inacity.jp/sangyo_noringyo/work/hojoshiensemina-/uijturnsyugyousougyo.html ▼伊那市移住サイト「移住定住応援サイト 伊那に住む」はこちら https://www.inacity.jp/iju/ ◯千葉県 ・鴨川市 鴨川市では、移住に向けた事前準備を目的とした「鴨川暮らしセミナー(かもくら)」を実施しています。 セミナーでは自然や季節を肌で感じるイベントに参加できたり、先輩移住者から田舎暮らしをより楽しむためのスキルを学べたりします。鴨川市の魅力を知ることができるイベントを年に数十回開催していて、参加するたびに鴨川市の新たな一面を知れるかもしれません。 ▼ピタマチ 鴨川市ページはこちら https://pitamachi.com/municipality/detail/161 ▼鴨川暮らしセミナー(かもくら)についてはこちら https://www.city.kamogawa.lg.jp/site/iju/list32-100.html ▼鴨川市移住サイト「鴨川移住定住応援サイト かも住」はこちら https://www.city.kamogawa.lg.jp/site/iju/ ◯埼玉県 ・行田市 行田市では、「住まいる行田会員」登録制度を設け、行田市への移住や定住に興味を持つ人を支援しています。会員には「住まいる行田会員カード」が発行され、行田市内の提携業者が行う割引サービスを利用できます。リフォームやハウスクリーニングなどの住まいにかかる費用や、日常生活にかかる費用の割引が受けられるなどメリットの多い制度なので、うまく活用することで、移住後の経済的な負担を軽くすることができます。 また、メールマガジンの配信によって移住や定住に関する支援情報を受け取ることもでき、移住を検討中の人でも常に最新の情報に触れられます。 ▼ピタマチ 行田市ページはこちら https://pitamachi.com/municipality/detail/231 ▼「住まいる行田会員」登録制度についてはこちら https://www.city.gyoda.lg.jp/iju/support/kaiin/3850.html ▼行田市移住サイト「住まいる行田暮らし」はこちら https://www.city.gyoda.lg.jp/iju/index.html ◯広島県 ・広島市 広島市では、「三世代同居・近居支援事業」を行っています。小学生以下の子ども、もしくは出産予定の子どもがいる世帯が、親元の近い広島市内に移住し、同居や近居をする場合に、引っ越し費用の2分の1(上限10万円)の費用サポートが受けられます。ただし、近居については指定の条件を満たしている必要があります。 ▼三世代同居・近居支援事業についてはこちら https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/14/7213.html ▼広島市について詳しくはこちら https://www.city.hiroshima.lg.jp/ ◯福岡県 ・柳川市 柳川市は、移住希望者に移住後の生活を体験してもらう目的で、体験施設「もえもん家」を運営しています。木造平屋建ての物件で一定期間生活し、移住後の生活をよりリアルに体感できます。 このほか、東京23区に在住または東京圏から東京23区に通勤していた人を対象とした移住支援制度もあります。 ▼ピタマチ 柳川市ページはこちら https://pitamachi.com/municipality/detail/113 ▼移住体験施設「もえもん家」についてはこちら https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kurashi/ijuteiju/yanagawakurasi2.html ▼柳川市の移住情報について詳しくはこちら https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kurashi/ijuteiju.html ■移住支援制度を上手に活用して理想の移住生活を! コロナ禍でテレワークが浸透したことなどをきっかけに、地方移住をしようと考える人も増えてきました。 住まいや生活にかかる負担を軽減したり、移住後のミスマッチをできるだけ防ぐため、移住支援制度を活用することをおすすめします。 ピタマチのほか、自治体が運営するホームページや移住支援サイトで制度に関する情報を検索したり、担当窓口で移住相談をしたりして制度情報を集め、理想の移住生活への最初の一歩を踏み出しましょう。
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