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地域おこし協力隊とは?基礎知識や活動内容、応募の流れ

投稿日:2022/7/22 更新日:2022/7/22
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    充実した移住生活を叶える方法のひとつとして、「地域おこし協力隊」への参加があります。地域おこし協力隊員は都市地域から過疎地域等の条件不利地域へ移住して、地域力向上や地域活性化を目指して活動します。移住が叶うだけでなく社会貢献にもつながるため、移住者と移住者を受け入れる地域の双方にメリットがある制度です。
    
    この記事では、移住後に地域力向上や地域活性化に貢献したいと考える人に向けて、地域おこし協力隊に関する基礎知識や活動内容、応募の流れについてご紹介します。
    
    ■地域おこし協力隊の特徴や魅力とは? 
    
    ここでは、地域おこし協力隊について初めて聞く人や関心を持つ人に向けて、地域おこし協力隊とはどんなものなのか、特徴や魅力をご紹介します。
    
    ◯地域おこし協力隊の基礎知識
    地域おこし協力隊とは、人口の多い都市部から、人口の減少や高齢化などが問題となっている地域へ移住し、地域協力活動を行う取り組みのことです。
    
    隊員を任命するのは各地方自治体であり、活動内容や条件、待遇などは募集した自治体により異なります。また、任用の形態は、雇用型と委託型の2種類に分けられ、それぞれ契約内容に違いがありますが、いずれの場合も任期はおおむね1年以上、3年以下です。
    
    2009年度に総務省が制度を開始して以降、隊員数は増加傾向にあり、2021年度ではおよそ6,000人の隊員が全国各地で活動しています。
    
    ◯地域おこし協力隊の魅力
    地方移住したい人が、地域おこし協力隊の制度を活用することで、まちづくり、地域づくりの活動を通じて地域の人とのつながりを得られる点は、魅力のひとつといえます。
    また、着任後、報償費が支給されるため、収入面の不安も軽減されるでしょう。自治体によっては、住居費支給や住居貸与など生活に関する支援を行っていることもあります。
    
    【参考】
    「地域おこし協力隊とは」(総務省)
    https://www.chiikiokoshitai.jp/about/
    
    「地域おこし協力隊の概要」(総務省)
    https://www.soumu.go.jp/main_content/000799489.pdf
    
    ■地域おこし協力隊の活動内容や任期後の仕事は?
    
    地域おこし協力隊の活動内容はどのようなものなのでしょうか?また、任期後はどのような仕事に就く人が多いのでしょうか?
    ここでは主な事例をご紹介します。
    
    ◯地域おこし協力隊の主な活動内容
    地域おこし協力隊は、地域力向上や地域活性化を目的として、地域の魅力のPR、地域ブランドや特産品といった地場産品の開発・販売、農林水産業への従事、住民支援など、多岐にわたる活動を担います。
    地域の魅力のPRの具体的な業務例として、SNSやブログの更新、イベントの企画・運営、映画撮影などを行うことがあります。地域外から来た人ならではの視点を活かして取り組むことで、更なる移住者の呼び込み・定着にもつながるかもしれません。
    
    活動内容は自治体によってさまざまなので、気になる自治体がある場合は事前に確認してみましょう。
    
    ◯地域おこし協力隊の任期後の仕事
    任期終了後は、約6割の人が活動を行った自治体や近隣地域に定住し仕事を始めています。仕事内容は人によって異なり、起業したり、農業や漁業といった地域産業に就いたり、自治体職員になったりとさまざまです。

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    ■地域おこし協力隊になる方法は?
    
    地域おこし協力隊員になるには、3つのステップを踏む必要があります。ここでは、地域おこし協力隊になる方法を解説します。
    
    STEP1:隊員を募集している自治体を探して候補を絞る
    
    まずはマッチングシステムや募集セミナーなどを活用して、応募する地域の候補を絞ります。自治体によって隊員として求める人の条件や制限、待遇などが異なります。募集情報をしっかりと確認し、提示されている条件を精査したうえで応募すること、地域の環境や雰囲気を知るため応募前に実際に現地へ行くことをおすすめします。お試しで短期間の地域おこし協力隊を体験できる制度もあるため、こうした制度を活用するのもよいでしょう。
    
    また、募集情報の探し方がわからない人や、任期後のキャリアに不安がある人は、「地域おこし協力隊サポートデスク」の利用もおすすめです。一般行政相談員や地域おこし協力隊OB・OGから成る専門相談員に、悩みを相談することができます。
    
    【参考】
    「地域おこし協力隊サポートデスクについて」(一般財団法人 移住・交流推進機構)
    https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/7626.html
    
    STEP2:書類選考や面接を受ける
    
    応募先を絞ったら、次は希望する自治体へ申し込み、選考を受けます。選考の方法は、書類選考、現地・オンラインでの面接です。
    採用されるためには、事前準備を入念にしておくことが重要です。応募した理由や自身の強みとなる部分などを、しっかりと検討した上で面接へ臨みましょう。
    
    STEP3:現住所から引っ越しして活動を始める
    
    採用後、自治体から委嘱状が交付され、現在の住所から採用先の自治体へ住民票を移し引っ越します。その後、地域おこし協力隊の一員として、自治体の担当者やほかのメンバーと協力しながら活動していきます。
    
    なお、ピタマチでは、地域おこし協力隊を募集している地域を随時ご紹介しています。
    気になる方は、ピタマチページ内の「くわしい話を聞きたい」ボタンからぜひお問い合わせしみてください。
    
    【PickUP】地域おこし協力隊を募集している地域をチェック!
    ▼宮城県東松島市
    https://pitamachi.com/municipality/detail/82
    
    地域おこし協力隊募集情報
    https://pitamachi.com/municipality/topics/325
    https://pitamachi.com/municipality/topics/329
    https://pitamachi.com/municipality/topics/331
    他、多数トピックスにて掲載
    
    ▼高知県四万十市
    https://pitamachi.com/municipality/detail/241
    
    地域おこし協力隊募集情報
    https://40010city.com/portfolio
    
    ▼新潟県柏崎市
    https://pitamachi.com/municipality/detail/196
    
    地域おこし協力隊募集情報
    https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/soshikiichiran/shiminseikatsubu/shiminkatsudoshienka/2/7/2/29662.html
    
    ■地域おこし協力隊の活動を通じて理想の暮らしや生きがいを発見しよう!
    
    今回は、地域おこし協力隊の特徴や魅力をはじめ、主な活動内容や応募の流れをご紹介しました。
    
    地域おこし協力隊は移住を希望する人にとって移住を叶える方法のひとつでありながら社会貢献ができる、やりがいのある活動です。協力隊への参加後も、取り組み方次第で新たなキャリアを築くことができ、理想的な暮らしを手に入れやすいと言えるでしょう。
    
    興味のある人はぜひ応募して、まちづくり、地域づくりに参加し、充実した移住生活を送ってください。

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