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【宮城県仙台市】東京からUターン移住 子どもが人と関わりあう環境で子育て

投稿日:2023/3/29 更新日:2023/4/7
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    仙台市で生まれ、市内で幼少期から大学卒業まで過ごしてきたHさん。ご主人とは市内の大学在学中にアメフト部で出会い、東京で働きつつも夫婦で仙台市内の出身大学のアメフト部のコーチやサポーターとして、頻繁に仙台に通う生活をしていたといいます。
    そんな中、出産・育児をきっかけに東京で勤めていた企業を辞め、家族で仙台市にUターン移住することを決めました。
    
    現在は家業である酒造店に勤めながら、家族や従業員の方々に囲まれて育児を楽しんでいます。
    「子どもに多くの人と関わって育ってほしい」と語るHさんに、移住を決めたきっかけや移住する上で大変だったこと、現在の暮らしについてお聞きしました。
    
    ■プロフィール
    
    ◯Hさん
    移住時期:2021年10月
    移住検討期間:5年
    
    年代:30代女性
    家族構成:ご本人・夫・子ども1人(1歳)
    移住タイプ:Uターン
    (出身地:宮城県仙台市/以前の住まい:東京都千代田区/現在の住まい:宮城県仙台市)
    職業:会社員
    
    ■妊娠・出産をきっかけに家族とも関わりが持てる地元にUターン移住 
    
    仙台へ移住する話は、5年ほど前から、夫側から出ていました。
    夫も大学時代からしばらく仙台に暮らしていて仙台に馴染みがあったことや、アメフト部のコーチとして週に1回市内の大学へ通っていたことから、ずっと東京に暮らし続けるよりも、いつかは仙台に戻りたい、という話をしていました。ただ、私が東京で働き続けたいという思いもあって、そのままになっていました。
    
    本格的に話が進みだしたのは、妊娠してからです。家族に、子どもが新生児である時期の一瞬一瞬を見逃してほしくない、その時間を近くで過ごしてほしい、と実家のサポートがある仙台市で里帰り出産しました。
    
    その後の子育てにおいても、いわゆる東京の核家族のように、お父さんは働きに出て、お母さんだけが子どもと過ごして、というような育て方をしたくなくて、子どもが家族とも関わり合える地元でそのまま定住しようということになりました。
    
    また、将来的な話ですが、子どもが進学する際の受験についても考えていました。仙台市は政令指定都市の中でも私立中学校の割合が低く※、私達夫婦もずっと国公立の学校で育ってきました。一方で、東京は周りの話を聞くと受験をするケースが多いように感じていて、割高な学費を払って小さいころから電車で学校や塾に通わせて…というような暮らしはイメージできなかったんです。
    
    ※仙台市:9.06% 平均:16.82%(引用元:令和4年学校基本調査統計データ「指定都市等に所在する学校数・学級数・生徒数及び教職員数」)
    
    ■定期的に訪れて暮らしを体験 移住後の不安を解消していった
    
    移住を考えると、夫婦ともに仕事の面が不安でした。私は実家の家族からうっすら家業に関わってほしいという思いを感じていたものの、いざ実際に転職の話をし始めると、東京の企業に勤めていた時よりも給与が下がったり、土曜日も勤務があったりとガラッと環境が変わることから、家族側は「暮らしていけるの?」と心配もしていました。
    
    不安を払しょくするために、妊娠前は月に1回、アメフトのコーチ業と併せて、酒造店の手伝いをしてみて、どんな感じで暮らすことになるのか体験してみました。
    
    同時に夫の仕事についても、市場が東京の方が大きく、仙台に移住してやっていけるのかという不安もありましたが、最終的には「考えてもしょうがない。踏ん切りをつけるしかない!」と移住を決めてしまいました。
    
    ■保育園は先生が子どもとしっかり関わる小規模保育園で
    
    定住することが決まって、酒造で働き始める12月までに、子どもを保育園入園させる必要がありました。保育士さんがよりしっかり子どもに目をかけてくれる小規模保育園がいいな、と思い、仙台市のサイトを見て、自宅から徒歩10分圏内などの条件でリストアップした上で、片っ端から園に電話して見学しました。
    
    年度途中での入園になると、人気の保育園は定員が埋まりがちなので苦戦していたのですが、夏頃に見学して、いいな、と思っていた小規模保育園に奇跡的に空きがでて、入園させることができました。新年度入園の1歳児クラスになると、0歳児クラスの子たちがそのまま学年があがるので空きが少ない中、競争率が高く、ますます入りづらくなるので良かったです。最近は待機児童対策として、市が小規模保育園を増やしており、2022年度には待機児童0人を達成していたりと、入園しやすくなってきているようですね。
    
    ただ、小規模保育園で預かってくれるのは3歳までなので、大きな保育園か幼稚園に入園できるよう、また転園活動をしなければいけないんです。意外と園を探す条件って自分は知らなくて、既に幼稚園児の子どもがいるママ友がいると勉強になりますね。幼稚園に入れると夏休み等があるので、その間預かり保育をしてくれるのか、例えば14時30分に閉園する園でも延長保育してくれるのか、等といった条件面の情報はママ友と話しながら情報収集しています。
    そういった人間関係の基盤があるのはUターンならではですね。

    家族に愛されるHさんのお子さん

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    ■思い立った時が行動のタイミング やってみればできることも多い!
    
    私が移住の踏ん切りがついたのは、結果的に妊娠した時でした。妊娠をすると数年間は今までと同じように暮らせなくなるので、動けるうちに動いておいた方がいいと思います。
    苦労があっても一時の話で、やってみればできることも多いです。ゆっくり机の上で調査して検討して…という先に移住という選択肢が実現することはあまりないと思うので、思い立った時が行動のタイミングなんだと思います。
    
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    仙台市は、都心である一方で、自然が豊富で市内の道も広く、子どもとも楽しく歩きやすいまちです。山も海も近いので、遊びに行きやすい環境でしょう。流通の要所なので食材が集まってきやく、価格が安く味も濃いといいます。都心の利便性を享受しながらも、のびのび子育てをしたい人におすすめのまちであるといえます。
    ぜひ移住先候補として検討してみてはいかがでしょうか。
    
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    移住を考え始めたばかりの方は、まずは「理想の暮らし診断」で自分が移住先探しで重視していることを明確にしてみてはいかがでしょうか?
    
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    【宮城県 仙台市】
    
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    インタビュー・執筆:CHIHARU ICHINOSE

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