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与論島での移住生活について
与論島は、鹿児島県の最南端に位置する小さな離島で、透き通るような青い海と真っ白な砂浜に囲まれた自然豊かな楽園です。穏やかな暮らしに魅了され、移住を考える人も増えています。 本記事では、与論島の基本情報から、移住のメリット・デメリット、実際の生活費や仕事事情、さらには移住支援制度まで幅広くご紹介します。南の楽園で新しい生活を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。 まずは、与論島の基本情報から、移住のメリット・デメリット、さらに生活費や仕事について詳しく見ていきましょう。 ーー【与論島の基本情報】 与論島は鹿児島県大島郡与論町に属し、沖縄本島から北へ約23kmの場所に位置しています。面積は約20.8km2、人口は5,062人(令和6年(2024年)12月31日現在)で、島全体が一つの町として運営されています。与論島特有の美しいサンゴ礁や遠浅の海に広がる「百合ヶ浜」などが有名です。 気候は年間を通じて温暖で、冬でも平均気温は15℃を下回ることがほとんどなく、夏は30℃前後まで上がります。日本でも有数の南国リゾート地として知られ、観光客も多く訪れるエリアです。 アクセスは主に空路と海路があり、鹿児島空港や那覇空港からの直行便が運航されています。また、那覇港や鹿児島港からは定期フェリーが運航されています。 ーー【与論島移住のメリット・与論島移住のデメリット】 与論島での生活には、多くの魅力がありますが、離島特有の課題も存在します。 ここでは、移住の良い面と難しい面をそれぞれ紹介します。 ●与論島移住のメリット 与論島に移住する最大のメリットは、豊かな自然環境と穏やかな島時間に身を委ねた暮らしが送れることです。サンゴ礁が隆起してできた与論島は、「ヨロンブルー」と称される透明度の高い海と白い砂浜が特長です。なかでも、条件が揃った時に現れる「百合ヶ浜」は人生で一度は見たい絶景とされ、シュノーケリングやダイビングを通じてウミガメや熱帯魚と触れ合うこともできます。 また、与論島はただ自然が豊かなだけでなく、沖縄と奄美の文化が融合した独自の歴史や伝統があります。国の重要無形民俗文化財に指定されている「与論十五夜踊り」をはじめ、旧暦に基づく行事や助け合いの精神「結(ゆい)」が今も島の暮らしに深く根付いています。観光だけでなく、島で生活するなかで、こうした歴史や文化を身近に感じられることは移住者にとって大きな魅力です。 さらに、与論島では地元で採れる新鮮な食材を使った郷土料理や特産品も豊富に楽しむことができます。島育ちの黒毛和牛や南国フルーツなど、ここでしか味わえない食文化があり、地元の飲食店や宿泊施設を通じて堪能することができます。 与論島のもう一つの魅力は、温かい人々との交流です。島の人々は「ゆんぬんちゅ」と呼ばれ、移住者や観光客を家族のように受け入れる風土があります。「与論献奉」という島特有の酒の儀式を通じて交流を深めたり、地元の人々の助け合いの精神を感じたりしながら、新しいコミュニティに溶け込める環境があります。 ●与論島移住のデメリット 一方で、都市部とのアクセスの悪さや物流の遅れなど、離島ならではの不便さもあります。与論島には大きなショッピングモールや家電量販店がなく、日用品や特定の製品を購入する際には沖縄本島や本土から取り寄せる必要がある場合があります。ただし、通販で購入した商品は通常2~4日で配送されるため、あまり心配する必要はありません。 医療面では、島内には診療所や小規模な病院しかないため、不便に感じるかもしれません。出産や大きな手術を必要とする場合は那覇や鹿児島の病院へ行く必要があります。 また、観光地としての側面も強い与論島では、観光シーズンとそれ以外の時期で経済的な動きが異なるため、季節に応じた収入の変動が考えられるでしょう。 ーー【与論島での移住生活にかかる費用】 与論島での生活費は都市部と比べて安い部分もありますが、離島特有のコストがかかることもあります。特に住まいについては、マンションやアパートの選択肢が少ないため、住居探しには注意が必要です。 一方で、空き家を活用したシェアハウスや官民が連携して住宅不足問題に取り組む「住まいるプロジェクト」など、比較的安価な住宅が提供される場合もあります。例えば、9Kの一軒家を月額5万円で提供する物件があり、敷金・礼金・共益費は不要とされています。また、総務企画課が発行するチラシには、光熱費込みで月額3万円程度のシェアハウスも掲載されています。 毎月の光熱費や通信費は、離島特有の料金設定がされている場合があるため、少し割高になる可能性があります。 また、島内では公共交通機関がほとんどないため、移動手段として車が必須になることが多く、維持費やガソリン代が発生します。 ーー【与論島でのお仕事事情】 与論島での仕事は、観光業、農業、漁業が主な産業となっています。島全体が観光地として有名であり、宿泊施設や飲食店、マリンアクティビティ関連の仕事が豊富です。また、農業ではサトウキビやマンゴー、ドラゴンフルーツなどの南国特有の作物が栽培され、漁業ではソデイカや熱帯魚、もずくなどの生産がおこなわれています。 与論島では、一つの仕事だけでなく、複数の仕事を掛け持つ「マルチワーク」スタイルで働く人も多く見られます。 例えば、観光業に携わりながら農業や漁業に従事するなど、季節や観光需要に応じて働き方を変える柔軟性が求められます。 ▶ヨロンまちづくり協同組合 https://pitamachi.com/municipality/detail/342 最近ではインターネット環境が整備され、リモートワークやテレワークを選択する移住者も増えています。さらに、地域おこし協力隊として観光や農業の振興に携わる機会もあり、自身のスキルやアイデアを活かした地域貢献が可能です。 与論島での仕事は、自然のなかで充実した生活を送りたい方や多様な働き方に挑戦したい方にとって理想的な選択肢となるでしょう。
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与論島への移住支援制度とは
与論島では、地方創生の一環として、移住者に向けた様々な支援制度が整備されています。支援制度は、移住者が新しい生活をスムーズに始められるよう金銭的・制度的なサポートをおこなうものです。 以下では、「移住支援金」「補助金制度」「子育て支援・起業支援」について詳しく解説します。 ーー【移住支援金】 与論島では、地方創生推進交付金の一環として、「移住支援金制度」が利用可能です。この制度は、都市圏から地方への移住を促進することを目的とした支援策で、与論島を含む鹿児島県内の対象地域では、条件を満たすことで単身世帯には60万円、2人以上の世帯には最大100万円が支給されます。 支給対象となるにはいくつかの条件があります。例えば、東京23区内に住んでいるか、23区への通勤者であることが条件です。また、与論島に移住した後は、鹿児島県が運営するマッチングサイト「かごJob」に掲載された企業で正規雇用される必要があります。さらに、起業支援金を利用して新規事業を始めることも条件の一つです。なお、移住支援金は支給後に一定期間与論島で生活することが求められるため、長期的に移住を計画している人に適した制度といえるでしょう。 この移住支援金は、移住にかかる初期費用を大幅に軽減するだけでなく、生活の安定を図るための重要な支援策です。移住を検討する際には、自治体の窓口や鹿児島県の移住ポータルサイトを通じて詳細を確認することをおすすめします。 ――【補助金制度】 与論島では、移住者を支援するための補助金制度や住宅支援が整備されています。その一つとして「定住促進住宅」があり、移住希望者や住宅に困窮している方を対象に提供されています。この制度は地域の活性化と定住促進を目的としており、与論町に移住を希望する町外在住者や災害で住宅を失った町内在住者、またはふるさと留学生が対象です。 家賃は月額35,000円、共益費は2,000円、敷金は70,000円で、入居期間は原則2年間(ふるさと留学生の場合は高校卒業まで)となっています。住宅支援を活用することで、与論島での新生活を安心して始めることができます。 また、家庭などから出る生活排水をきれいに処理する「合併処理浄化槽」を設置する際には、費用の一部を補助する制度もあります。下水道が整備されていない地域で利用されるこの設備は、汚水を浄化して自然環境を守るために重要なものです。この補助を利用するには、町への事前申し込みが必要です。詳しくは環境課までお問い合わせください。 ――【H3 子育て支援・起業支援】 与論島では、子育て世代の移住を支援するため、「子育て支援金制度」を実施しています。この制度は、子どもたちの健やかな成長を支え、将来的に地域の発展を担う人材を育てることを目的とした、与論町独自の取り組みです。 支援金は、平成23年4月2日以降に生まれた子どもを養育している方が対象で、支給にはいくつかの条件があります。養育者は、児童の出生日より前に1年以上与論町に住んでいること、出生日から6年以上継続して町内に住むことを確約する必要があります。 支援金は、出生時、小学校入学時、中学校入学時、卒業時のタイミングで分割して支給されます。支給額は子どもの数によって異なり、第1子は10万円、第2子は20万円、第3子は50万円と増額されます。この制度を活用することで、移住後の子育て環境をより安心して整えることができます。与論島は、移住者が子育てしやすい環境づくりを目指し、地域全体でサポートしています。 一方、起業支援では、観光関連産業や地域資源を活用した新しいビジネスを始める人に対し、補助金や税制優遇が用意されています。観光業の振興に寄与する宿泊施設や飲食店の新規開業が支援対象になる場合があります。地元産品を活用した商品開発も補助の対象です。また、与論島はリモートワークの拠点としても注目されており、離島ならではの新しい働き方を模索する人々にとっても魅力的な場所となっています。 各種支援を受けるには、与論町役場での事前相談が必須です。特に、起業支援に関してはビジネスプランや地域への貢献度が重視されるため、しっかりとした計画を立てることが重要です。 ーーー まとめ ーーー 与論島は、青い海と豊かな自然、温かい地域社会に囲まれた南国の楽園です。移住者には「定住促進住宅」「子育て支援金制度」など、安心して新生活を始められる支援が整っています。課題もありますが、地域の助け合い文化や通販の利用でその負担を軽減できる環境があります。 移住を検討する際には、移住マッチングサービス「ピタマチ」を活用するのがおすすめです。 ピタマチでは、移住先の求人情報や支援制度の詳細、住まいの情報などを簡単に検索でき、理想の移住プラン作成に役立ちます。 また「ピタマチ」内には、表示された画像を直感で選ぶだけで、おすすめの移住先が表示される「理想の暮らし診断」があります。移住先探しに悩んでいる方は、ぜひ活用してみてください。 →「ピタマチ」はこちら https://pitamachi.com/diagnose/desc
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主催者情報
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ピタマチ「理想の暮らし診断」
https://pitamachi.com/diagnose/desc
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