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地域の魅力を引き出し,活力を生み出したい!
高知県のほぼ中央部に位置する県都・高知市は,人口約32万人の中核市です。北部には急峻な四国山地を有し,この支峰を源流とする鏡川の下流域を中心に都市が形成されています。かつては土佐二十四万石の城下町として賑わい,その後は高知県の政治・経済・文化の中心として発展し,高知城や日曜市,桂浜など,高知の観光の拠点にもなっています。 都市部には行政機関や商業施設など,高度な都市機能が集中していますが,自動車で30分も走れば,自然豊かな中山間地域や田園地域,雄大な太平洋に面した沿岸地域が広がり,本市ではこれらがバランスよく調和したまちづくりをめざしています。 一方では,本市の中山間地域において人口減少・少子高齢化が年々進行し,基幹産業の衰退や地域行事・伝統文化の担い手不足など,様々な課題が生じています。 そこで,高知市では特に人口減少が深刻となっている中山間地域(鏡地域)において,「鳥獣対策(狩猟・ジビエ)」等に取り組み,地域の方と一緒に活性化をめざすことを目的に,「地域おこし協力隊」の隊員を募集します。
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高知市鏡地域坂口・柿ノ又地区における活動
(1) 鳥獣対策(狩猟,ジビエ活用) 柿ノ又地区にあるイノシシ等加工処理施設を拠点として,狩猟やジビエの加工処理などを行う中央地区猟友会鏡支部があります。協力隊員の活動の実施にあたり,ジビエ加工に取り組んできた経緯や活動内容を理解していただくため,中央地区猟友会鏡支部と一緒に活動していただきます。 中央地区猟友会鏡支部との活動を通じて,イノシシ等の捕獲に関する技術・知識の習得や,活動に必要な資格の取得,イノシシ等の解体技術の習得,新たな加工品の開発,販路の拡大などに取り組んでいただきます。 また,地域内の有害鳥獣対策の現状を把握するため,地域内の状況把握をしていただきます。 (2) 農業支援(ほうれん草,水稲,茶,四方竹) 地区には坂口地区施設野菜研究会があり,地域住民が協力して,ハウスでの園芸野菜としてほうれん草やみず菜,小松菜などの栽培が行われ,週3回市場へ出荷しています。 協力隊員には,地域農家の援農に取り組んでいただき,農業に関する知識を習得していただきます。 (3) その他地域力の維持・強化に資する活動 地域の行事などへの参加,住民との積極的な交流をしていただきます。 将来的には協力隊員の任期終了後に,半農半鳥獣(ジビエ等)により,生計を立てるべく,農業に関する知識の習得とあわせて,新たなジビエ活用を展開していくために中央地区猟友会鏡支部とともに継続して取り組んでいただくことも視野に入れていただきたいと考えています。 ●募集人数 1名 ●選考の流れ ・一次選考(書類審査) ・二次選考(おためし体験プログラム・面接) ●勤務条件等 月曜日から金曜日のうち4日間(週31時間) ●応募締め切り 令和5年5月1日(月)正午必着 その他,詳しくは高知市公式ホームページの募集要領をご覧ください。 https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/102/kyouryokutai.html 新たなチャレンジをしてみませんか。皆さんの募集をお待ちしております!
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申し込み期限
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2023/5/1
正午必着
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申し込み情報
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高知市農林水産課
088-823-9458
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主催者情報
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