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自宅で英語教室とセラピーサロンを開業
エイデン・マッキーさん(31)・宮崎 理沙さん(35) 移住時期/2022年3月 どこから/石川県珠州市 出 身 地/エイデンさん:アメリカ 理沙さん:高知県四万十市 家族構成/夫妻、子ども2人(5歳・3歳) 妻の理沙さんの故郷へ家族でUターン! 自宅で英語教室とセラピーサロンを開業し、自然環境のいい場所で子育て真っ最中。 <Uターンのきっかけを教えてください。> 理沙さん(以下:理)四万十市にUターンしたのは、子育てをしていると近くに親や親戚がいると助け合えて楽しいことと、珠洲市には泳げるような川がなかったので山も川もある四万十市の環境がやっぱりいいな、と思ったことが大きいです。 エイデンさん(以下:エ)僕は2016年8月にアメリカから日本に来て、ALT(※)としてたまたま派遣されたのが珠洲市でした。珠洲市も良かったけど四万十市は気候も人も良い。僕の生まれはカリフォルニアですが、高知は日本のカリフォルニアみたい!(笑) 理:エイデンのALTの更新のタイミングで移住するために「NPO法人四万十市への移住を支援する会」に実家の近くの空き家を紹介してもらいました。 ※ALT(Assistant Language Teacher)とは、外国語を母国語とする外国語指導助手のこと。小中高等学校の語学の授業を行う日本人教師の補佐を行うため派遣されます。 <四万十市に来てからはじめたことはありますか?> エ:こっちに来てからは自宅で英語教室をはじめました。幼児、小学生、高校生に英語を教えています。勉強というより、ボードゲームやカードゲームをしたり、クラフト工作をしたり、おやつを作ったり、一緒に活動しながら英語に触れる場です。 理:ショッピングセンターの中にある子育て広場「とことこ」でも、英語の歌を歌ったり絵本を読んだりする幼児向けの英語イベントをときどき開催させてもらってます。屋内で子供が無料で遊べる場所はありがたいので、私も子どもたちと一緒にしょっちゅうお世話になっている場所です。 そこでつながった方から、英語の幼児向けクラスのリクエストをもらいました。小さいうちから英語に触れさせてあげたい気持ちを持っている熱心なお母さんが多いですね。 エ:僕は英語の仕事以外にも色んなことをしてみたくて、午前中は大葉の収穫の仕事へ自転車で30分かけて通っています。アットホームな職場なので楽しく働かせてもらっていますよ。 理:私も子育てしながら空いた時間で仕事ができれば、と思って石川県にいるときにセラピストの勉強をして資格をとりました。今は自宅の一室をサロンにしています。
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子どもたちに自然遊びの経験をいっぱいさせてあげられる
<Uターンして良かったことを教えてください。> 理:帰ってきて一番よかったことは、幡多弁でしゃべれることです(笑)。自分の言葉で話せることはすっごく楽! エ:僕も英語が第一言語、幡多弁が第二言語です(笑)。 理:子どもたちに自然遊びの経験をさせてあげられることも嬉しいです。近くにキレイな川があるので、川遊びにも困らないですね。 エ:夏には毎日子どもたちを連れて川遊びに行って、子どもたちより僕の方が魚を採ったりすることに夢中になっていました。 理: 子どもたちは近所に住んでいる大家さんの家にいつの間にかお邪魔しておやつをもらっていたり可愛がってもらったりしていて、本当に周りの人たちにとても良くしてもらっています。 <どんなことをやっていきたいですか?> 理:自然の遊びがたくさんあるので、釣りもしてみたいしサーフィンもやってみたいし、やりたいことはいっぱいあります。珠洲にいる時には畑で野菜を作ってたんですが、けっこう広くて大変だったので畑は小さくていいかな。 子育てが落ち着いたらもっと本格的にセラピストとしての仕事もやっていきたいな、と思っています。ゆくゆくはアメリカと2拠点で暮らすのもいいですね。 エ:僕は歌とギターを演奏するので、家でライブをしたい! <これから移住したい人へアドバイス> 理:移住って思うと大変ですが、もっと気軽に引っ越しだと思って来てみるのもいいかもしれません。 あまり気負わず、他の移住者の方や近所の人、NPO法人四万十市への移住を支援する会の皆さんも助けてくれますし、ぜひ気軽に遊びに来てみて下さい。食べ物も空気も美味しいですよ! ▼エイデンさんの英語教室『Ei Life English』 https://www.instagram.com/ei_life_english/ ▼理沙さんのセラピーサロン『ワイリカ』 https://www.instagram.com/yreka_therapy/ ※このインタビューは2023年3月現在の内容です。
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