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【移住者インタビュー🎤】新卒で地方移住!協力隊で見つける、自分らしい働き方

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投稿日:2025/10/9 更新日:2025/10/29
  • 協力隊という選択肢を知ったきっかけは?

    自分らしい働き方を探したい――そんな思いを持つ新卒のあなたへ。日高村の協力隊として活動された村上さんに、新卒で飛び込んだリアルな挑戦や、壁にぶつかりながらも自分の道を見つけた経験を伺いました。
    
    村上 由佳さん
    
    出身地:岡山県
    現住所:日高村
    移住年:2020年
    職業:ライター/イラストレーター
    
    大学で教員免許を取得しましたが、教員や都市部での就職という働き方が自分にしっくりこず、卒業を控えても迷っていました。
    幼い頃から絵を描くのが好きで、イラストレーターになりたい気持ちと、大好きな川のそばで暮らしたい思いがあり、ネットで「田舎×仕事」を調べていたときに「地域おこし協力隊」の存在を知りました。
    地域に行きたい人と地域の人をマッチングする移住スカウトサービス「スマウト」に登録して全国の情報を集める中、日高村の沈下橋の写真に目が止まり、すぐに現役協力隊の方にインスタでDMを送りました。
    
    ■DMを送ったりネットで情報収集したのは、どんなことを確かめたかったのですか?
    ネットでは「新卒で協力隊はやばい・失敗」といった情報が目立ち、不安なままでした。大学同期は教員や都市部就職が多く、田舎移住を選ぶ人もほとんどいませんでした。そのため、現場のリアルな雰囲気や、自分のようなスキルや経験がない新卒でもやっていけるのかを、活動中の人から直接聞きたかったんです。
    DMには「担当者に繋ごうか?」と返信がありましたが、まず自分の目で場所を確かめたくて、日高村に実際に行ってみることにしました。
    
    ■実際に日高村を訪ねてみて、どんな体験がありましたか?
    DMを送った翌日、友人と「ちょっと川を見に行ってみよう」と日高村に行ったんですが、そのとき立ち寄ったカフェで、たまたま打合せ中だった現在の「一般社団法人nosson(村初の地域商社)※以下nosson」の立ち上げメンバーでもある協力隊OGや役場職員の方々に偶然出会いました。
    
    「君がインスタでDMしてくれた大学生だね」と話がつながり、「イラストレーターになりたくて、まだスキルもない状態ですが、こんな自分でも協力隊になれますか?」と正直に聞くと、「まぁ、一度来てやってみたらいいよ。でも他の地域も見てみたらいい。その上で本当に日高村が自分に合っていると思ったらおいで。」とアドバイスしてくれました。あくまで本人の判断に任せて、本当に自分がやりたいと思ったら来るというスタンスが心地よく、その場で直感的に「ここなら挑戦できそう」と感じました。
    
    その後、オンラインで話を聞き応募を決め、協力隊おためしツアーにも参加して面接や住まい見学など具体的なステップを踏みました。
    
    ■社会人として最初の一歩、どんなスタートでしたか?
    
    2020年4月に、ふるさと納税業務担当として着任してからは、地域の事業者さんへのあいさつ回りに同行したり、情報発信の記事執筆を担当したりと、まずは現場を知ることから始めました。
    文章を書くのは初めてで不安もありましたが、東京のプロライターによるオンラインOJTで取材や原稿の書き方を学び、添削やフィードバックを受けながら30本以上の記事を仕上げることで、自分のスキルが少しずつ形になっていくのを実感しました。
    
    また、地域おこし協力隊の先輩や東京から出向していたスタッフが、会議のまとめ方や名刺交換、タスク管理など社会人の基本を教えてくれました。さらに、電話応対は移住後にコールセンターでアルバイトをして習得し、社会人として必要な基礎力を高められました。
    
    こうした周囲の支えと経験を重ねながら、社会人としての一歩を踏み出しました。

  • イラストレーターとしての仕事やスキルアップは?

    最初に任されたのは、村の地域通貨「トマポ」のキャラクター制作でした。「こんなに自由にキャラクターを作っていいの?」と驚きながらも、初めて仕事として絵を描く経験に、緊張しつつも純粋に楽しいと感じました。
    
    ただ、好きな絵を描くことと、人から求められるイラストを形にすることには差があり、どうスキルを伸ばすか悩みました。そんなとき、憧れのイラストレーターが神戸でイラスト塾の講師をされることを知り、「ここで学びたい」と思いました。
    
    日高村では、協力隊の活動費をスキルアップに活用できる仕組みがあり、2年間通うことができました。
    朝の高速バスで神戸に向かい、夜行バスで戻る生活を続ける中で、プロとして活動する人たちの努力や下積みを知り、「今の自分ができないのは当たり前。でも描き続ければ必ず成長できる」と視野が広がりました。
    
    外の世界に出て、同じ志を持つ仲間や現場を体感できたことが、描き続ける覚悟と方向性を持つことにつながりました。
    そしてもう一つの大きな発見は、「有名になりたい」のではなく、「地域で頑張る人に自分の絵で喜んでもらいたい」という軸です。
    
    この経験を通して、「日高村でやっていこう!」と本気で思えるようになり、自分の進む方向がはっきり見えてきました。
    
    ■卒業後はどのようなキャリアを歩んでいますか?
    2025年3月に協力隊を卒業しましたが、今も協力隊時代と同じようにnossonで週4日勤務しながら、個人としてイラストの仕事も続けています。仕事やイラストを通して、地域と関わりながら自分の表現も広げられる毎日です。
    
    最近取り組んだのが、「仁淀川の楽しみ方マップ」です。niyodo_love(Instagram)
    
    高知で活動するフリー編集者・カメラマンのかずささんとイベントで出会い、「高知の魅力をもっと伝えたい」・「大好きな川の楽しさを形に残したい」という思いが重なり、自然に一緒に作ろうという話になりました。
    仁淀川をキャラクターに擬人化するアイデアも生まれ、半年かけて完成したときは、形になった喜びと達成感で胸がいっぱいになりました。
    
    ■新卒で協力隊を目指す人に向けてメッセージ
    私が協力隊で来たとき、正直3年後のことは全く見えていませんでした。でも、日高村には「やりたいことがあれば挑戦できる環境」が整っています。最初は不安でも、現場でいろいろ体験しながら、自分に合う方向を見つけられるはずです。
    大事なのは「うまくいくかどうか」よりも、「やってみたい」という気持ちです。失敗しても、その経験は必ず自分の力になります。まずは一歩踏み出して、現地で人や仕事に触れながら、自分らしい道を見つけてほしいと思います。
    
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